●黒人英語と、正しくない英語が正しい場合
アメリカ黒人というのは、結局そのほとんどが奴隷の子孫です。
そのほとんどが、アフリカとの繋がりを一切たたれて、アメリカで一からその文化や伝統を作り直してきたわけです。
ある意味で、本当のアメリカ合衆国人といえるのは、黒人といえるかもしれません。
民族というのは、主に言語によって定義されます。アメリカ黒人は、日本人が日本人であるように、南部のなまりを受け継いで独自のスラングや文法を加味して、「アメリカ黒人」人を形成していっているように感じます。
またそうした独自の言い回しや文化は「Cool」なものとしてアメリカ全体で受け入れられたりもします。
たとえば、
「I don't know nothing」
「I didn't do nothing」
などは、文法的にはおかしいですが、いまでは普通の表現として白人の人も普通に使います。
またラップやヒップ・ホップも、黒人文化をありのままに誇るという、そういう健康なナショナリズムが基盤になってぱっと広がったのだと思います。そして、それがアメリカ全体や、あるいは世界中で受け入れられる。
こういうのが出てくるのが、アメリカの面白いところです。
次にはラテン系のブームが来ると思うのですが、どうでしょう・・・。
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